離乳食がゆっくりで不安になったときに考えたこと|10か月〜1歳の記録

子育て

離乳食を進めていると、ふとした瞬間に

「うちの子、少しゆっくりかな?」

と感じることがありました。

離乳食本やSNSを見ると、月齢ごとの目安がたくさん書かれていて、

それと比べてしまい、不安になることもあります。

私自身も、息子の離乳食を進めながら、

「このままでいいのかな」

「進めるのが遅いのかな」

と迷うことが何度もありました。

この記事では、

離乳食をゆっくり進めていると感じたときに私が不安だったこと、

そして、今振り返って思っていることを書いています。

同じように、

離乳食の進み方に悩んでいる方の、

少しでも気持ちが軽くなるきっかけになればうれしいです。


不安だったこと

離乳食本には月齢ごとの目安は書いてありますが、

「途中でどうやって食形態を変化させていくのか」までは、あまり書かれていません。

子どもの様子を見ながら進めていくものだとは分かっていても、

実際にどう変えていけばいいのかは、なかなかイメージできませんでした。

うちの子は食欲は旺盛で、口に運べば食べてくれるタイプでした。

食べてくれない子もいる中で、その心配がなかったことはありがたかったです。

それでも、

「一体いつまでこのペースト(ドロドロ)の食事を続けたらいいんだろう?」

という不安は、ずっと心のどこかにありました。

第1子ということもあり、

「こんなふうに変化していく」という先の見通しが持てなかったことも、

不安を大きくしていたと思います。

SNSで同じ月齢の子の動画を見ても、

「この子と同じではないからな…」と思う日々でした。


具体的に不安を感じた瞬間

不安がピークになったのは、生後8か月のころ。

4月からの保育園申し込みの面談で、こう言われました。

「4月からは、幼児食での対応になります」

その時の息子は、まだペースト食。

「4か月で、幼児食まで変わるの…?」

正直、まったく想像できませんでした。

4か月後の姿が見えなくて、焦りと不安がじわじわと広がっていったのを覚えています。


不安が少し楽になったきっかけ

そのころ、小児専門の歯科医院に通っていました。

口の動きを専門に診てもらえて、「今の口の動きに合った食べ物の形状」をアドバイスしてもらえる場所です。

3か月に1回のペースで食べ方を診てもらいながら、

「次はこのかたさ・この大きさを試してみましょう」

と具体的に教えてもらえることで、何をすればいいかが少し明確になりました。

また、食べ方や食べることについてのミニ講座も開催していて、参加することで知識と安心感を少しずつ積み上げていきました。

一人で悩まずに専門家と一緒に進めていける環境が、あの時期のわたしには必要だったのかもしれません。

それでも、「このペースで本当に大丈夫なのか」という不安は、正直なくなりませんでした。

「大丈夫」と言い切れないもどかしさのなかで、それでも続けていった、という感じでした。


それでもゆっくり進めている理由

生後5か月半から離乳食を始め、10か月頃までドロドロの状態を続けてきましたが、

それでも少しずつ、確実に変化は見られてきました。

始めた頃は、食べ物を口に入れると舌が前に飛び出してきていましたが、

その舌が、だんだんと口の中におさまるようになってきたのです。

食べ物が口に入っても舌を飛み出さず、飲み込めるようになった。

私たちにとっては当たり前の動きですが、

食べる動きを獲得している途中の子どもにとっては、大きな変化でした。

幸い、うちの子は食べること自体は好きなようで、

ドロドロのペースト状態でも「食べたい!」という意欲は高く感じていました。


当時、私が一番知りたかったこと

離乳食がゆっくりな時期に、私がずっと知りたかったのは、

「いつになったら、この子は”食べる動き”を覚えるんだろう」

ということでした。

答えは、結局「やってみないとわからない」でした。

毎日少しずつ食べていくなかで、口の動きはじわじわと変わっていきました。

劇的な変化ではなく、「あれ、なんか違う?」という小さな気づきが積み重なっていく感じ。

離乳食の本には、月齢ごとの目安が書いてあります。

その順番は、大きくは外れていないと思います。

でも、どのくらいの時間をかけて変化するかは、子どもによって全然違う。

第1子だと特に、「こういうものだ」という体感がない分、余計に不安になりやすい。

「本の通りに進まない」ではなく、「本の通りの順番で、でも時間はその子のペースで」

そう思えるようになってから、少し気持ちが楽になりました。


今、思っていること

今は1歳になり、徐々に奥歯が生える準備が始まっています。

それに伴って、歯ぐきでも噛もうとするような動きが見られてきました。

ここまで約半年、ほんの少しの変化を待ちながら進めてきましたが、

今振り返ると、根気のいる時間だったなと思います。

運動機能が大きく変化する中で、

口の動きだけは、とにかくゆっくりでした。

でも、その「ゆっくりさ」も、その子のペースなんだなと、今は思っています。

はじめだからこそ心配になるけれど、

これから先も、見守らなければいけない場面はたくさんある。

離乳食は、その心構えをさせてもらった時間だったのかもしれません。


入園後の変化と、今

4月に入園したとき、息子はちょうど後期食程度が食べられるようになっていました。

奥歯も少しずつ生えてきて、歯茎と歯で食べ物を潰す動きが出てきたタイミングでした。

特別な食形態の対応をお願いすることなく、保育園の給食を食べられていると聞いて、ほっとしました。

あの8か月のころの「4か月で幼児食まで変われるのか」という不安は、なんとか乗り越えられた形です。

今も後期食程度の食事を食べていて、食べることはまだ学んでいる最中だと思っています。

不安が完全に消えたわけではありません。

それでも、毎日おいしそうに、食欲旺盛で食べてくれる姿を見ると、それだけでうれしくなります。

食べることを嫌がらず、好きでいてくれること。

今は、それが何より一番うれしいことだと感じています。


同じように悩んでいる方へ

離乳食をゆっくり進めることが「大事」だとか「大丈夫」だとか、

簡単に言えるものではないと思っています。

ただ、

その子を見守ること、

その子なりの小さな変化に気づくことも、

とても大切なことなんだなと、離乳食を通して私は学びました。

「こんな考え方もあるんだな」

そんなふうに思って、読んでもらえたらうれしいです。

我が家では、調理や食べさせる場面で道具に助けられることも多くありました。

実際に使ってよかったものは、こちらの記事にまとめています。

ゆっくり進める離乳食で助けられた道具|10か月息子が使ってよかったもの


まとめ

離乳食がゆっくりだと、どうしても「遅れている」という感覚を持ちやすいですよね。

でも、食べることを嫌いになっていなければ、それだけで十分だと今は思います。

ゆっくり進むのには、その子なりの理由があります。

焦らず、その小さな変化を一緒に喜んでいきましょう。

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